白×赤のキルトは凛とした雰囲気の中にも、少女チックな可憐な可愛さを感じます。
ペンシルバニア州バークスカントリーのエステートで、発見されたばかりのバスケットのキルトです。
バークスカントリーには初期に移住したオランダの人々が多く暮らしていましたので、このキルトもオランダ移民の女性によって縫われたものかもしれません。
ひとりが1枚のブロックを縫い上げて、それをキルティングビーでキルトに仕上げたと思われます。
同じパターンのブロックですが、1枚1枚に制作者の個性が表れています。
バスケットの上部に、そのブロックを仕上げたキルターさんのサインが入っています。
美しい手書きのサインは、おおよそ読めるものが約半分、残りはかすれて薄くなったり、もともとサインがなかったのか、あるいはあったけど全く消えて無くなったりしたものが半分です。
誰かにプレゼントしたものでしょうか。遠い昔の出来事は知るよしもありませんが、フレンドシップキルトは、たくさんの人の思いがひとつになって、本当に素敵です。
薄めのつくりのキルトで、縁取りはバッククロスから持ち出されています。
商品番号 | QBK-380 |
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商品名 | バスケット |
価 格 | 42,000円(S0LD) |
制作年代 | 1890年代 |
サイズ(約) | 204×198センチ |
ニードルワーク | ハンドピーシング、ハンドキルティング。バスケットの持ち手部分は手縫いのアップリケ。サッシュの縫い合わせはミシンのようです。 |
バッククロス | ホワイトのコットン |
コンディション | 写真でご覧いただけるような小さな擦れが2~3箇所にあります。サッシュに約5センチの修繕跡。(裂けた箇所を上手に縫ってあります)縁取りにマイナーな擦れ。全体的には、良いコンディションと思います。 |