おおよそスクエアのキルトの上に9個のローズリースが並ぶ、シンプルでかわいい
キルトです。
制作年代が古く、赤色ファブリックの深さもさることながら、グリーンの
コットンのプリントには、この年代ならではの特徴を見ることが出来ます。
バラの花のセンターは、小さなホールを丁寧に縢って花芯が表現されています。
真ん中のリースだけ、なぜか緑の葉に異なるファブリックが使われているのが、
ユニークで愛らしいです。
隣りのリースにも、1枚だけ違う濃い緑の葉があります。
本体部分にはグリッドと波状のキルティング、エッジにはフェザーステッチの
キルティングが施されています。
キルターさんの丁寧な手仕事を感じていただけます。
1833年という年代がシルバーの刺繍糸で隅に刺繍されていますが、
見たところ、このキルトの制作年代はそんなに古くはなさそうな感じです。
ディーラーのドナさんは1880年代と推測し、私もそれぐらいの年代ではないかなと
思っています。
1833年の刺繍について彼女と話し合ったのですが、家族が後で針を入れたか、
もしかしたらキルターさんの生まれた年?何かの記念すべき年?
ということになり、はっきりとはわかりませんでした。
1883という数字の糸が解けて1833になったということは、字体から見て
なさそうに思うのですが。
いすれにしても古いキルト、コットンシードが透けて見えます。
商品番号 | QRW-434 |
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商品名 | ローズリース |
価 格 | 65,000円(SOLD) |
制作年代 | 1880年代 |
サイズ(約) | 207×202センチ |
ニードルワーク | ハンドアップリケ、ハンドキルティング |
バッククロス | ホワイトのコットン |
コンディション | ごく薄いシミが少し。ベースが白色ですので、経て来た年代を思うと、 この程度のシミはあって当然で、ないほうが変と思えるぐらい自然です。 コーナーの一角を壁にピンで留めてあった?のか、ひとつの角だけちょっと引っ張られたような感じで、その角にあるリースが少し楕円になっています。 |