第二次世界大戦中にイリノイ州リッジウェイでセセリア・バルター(Cecelia Valter)と
その母によって縫われたキルトです。
写真に写っているのはセセリアと夫のピーター。
リッジウェイで大変地位の高い立場の人だったそうです。
写真が1906年の撮影となっていますので、キルトの製作はそれから約30年後ということになって
お母様がお元気でいらしたのか、もしそうならかなりご高齢ということになります。
キルトはセセリアのお孫さんによってよく管理されていました。
お孫さんからフロリダのディーラーに渡り、Dee’s アンティークキルトショップに
やって来ました。
セセリアは上流家庭の良き妻というイメージが写真から伝わって来ますが
キルトの製作においても、かなりの腕前を持っていたのでしょう。
でなければ、このような小さなサイズのピースを繋いだ作品には挑戦しなかったと思います。
スクエアピースの1辺は、約1.2〜3センチ。(半インチを意識したと思います)
製作者の技術の高さを証明する、素晴らしいクオリティーのキルトです。
商品番号 | QIC-556 |
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商品名 | アイリッシュチェーン |
価 格 | 51,000円 (SOLD) |
制作年代 | 1930年代 |
サイズ(約) | 200x177センチ |
ニードルワーク | ハンドピーシング、ハンドキルティング |
バッククロス | ホワイトのコットン |
コンディション | 少しのピースに擦れ、また縁取りに軽い擦れがあります |