2015年06月01日
ナショナル・パナグリルっていいます。
出会いは、私がティーンエイジャーの頃。
ケーキ、というものが焼いてみたくて、父にねだって買ってもらったものです。
幼かった頃は、「おくど」でご飯を炊いていた時代です。
ガスが普及したのは、たぶん小学生になってから。
だから、グリルなんて最新鋭の調理器具でした。
真知子さん、これはグリルでお肉を焼いたり調理に使うもの、ケーキを焼く
オーブンとは違うんだよ、と知り合いのガス会社の元社長さんから教わるまで、
ずーっとこれでケーキを焼き続けました。
彼が中古のオーブンをプレゼントしてくれたのは数年前です。
以来、ケーキづくりはオーブンに譲りましたが、毎朝トーストはこのグリルで
焼いています。
それと、温度が必要なシュークリームの皮は、このグリルじゃないと駄目です。
トラブルもなく、40年。
壊れたら、泣いてしまいそうです。