2022年08月19日
高校を卒業して東京の短大に進学した時、最初の3ヶ月は叔父の家から
通学しました。叔父は練馬に住んでいたので、東武東上線で池袋まで出て、
そこから山手線で新宿へ、新宿から小田急線に乗り換えての道のりでした。
1時間を越える通学時間だったと思いますが、高校生だった頃は農道を
てくてく歩いて通学していましたので、見るもの全てが新しくわくわくしました。
特に帰りは池袋駅にふたつのデパート、東武デパートと西武デパートががあったため、
そのデパートをぶらぶらして帰るのが日課でした。
たまに気に入るものが目につくと、それを買って帰りました。
そんな私を見て、叔父は「必要なものは買ってもいいが、必要でないものは
買わないように」と釘をさしました。
でも、言い訳する訳ではありませんが、要らないものはそれほど買わなかったと
思います。妖精のような、襟元にレースがついた水色のパジャマは劣化して、
購入後何年か後には捨てましたが、写真のライトはこの頃買ったもの、
それに写真映えしないのでここでは紹介しませんが、やはりこの時代に買った
木目調のゴミ入れは今も寝室で使っています。
思いもかけないものが長持ちします。まさに一生モノです。
その後、通学時間の長さに耐えかねて、学校の近くに下宿しました。